男性の軽い「便もれ」|ガス・少量の漏れの原因と備え方
📚 この記事は IBS完全ガイド(シーン別まとめ) の一部です。通勤・外食・旅行など、他のシーンの対策もあわせてご覧ください。
男性の軽い「便もれ」|
ガス・少量の漏れの原因と備え方
おならと一緒に少し漏れる、下着に汚れがつく——人に言いにくい便もれの原因と、日常でできる対策・備えを解説します。
「おならをしたら少し漏れていた」「気づくと下着が汚れている」——便もれ(便失禁)は、人に相談しにくいぶん、ひとりで抱え込みやすい悩みです。でも、けっして珍しいことではありません。
この記事では、軽い便もれがなぜ起こるのか、どんなときに受診を考えるべきか、そして日常でできる備えを整理します。恥ずかしさで我慢する前に、まず仕組みを知ることから始めましょう。
📊 便もれは珍しくない──数字で見る実態
約10人に1人が経験している
日本人約1万人を対象にしたインターネット調査では、過去3か月以内に少なくとも1回、便もれのエピソードを経験した人が9.5%にのぼりました(久木ら, 2024)。およそ10人に1人という、決して珍しくない数字です。
診断基準を満たす便失禁の人は1.2%とされますが、「たまに少し漏れる」レベルまで含めると、悩んでいる人はずっと多いということです。
言い出せないから見えにくい
便もれは、尿漏れ以上に人に言いにくい悩みです。そのため実態が表に出にくく、「自分だけかもしれない」と孤立しやすいのが特徴です。
まずは「よくあることなのだ」と知ることが、対策に向かう第一歩になります。
🔍 軽い便もれが起こる主な原因
肛門を締める筋肉の衰え
便やガスを我慢するには、肛門を締める筋肉(肛門括約筋)と、その周りの骨盤底の筋肉がしっかりはたらく必要があります。加齢や運動不足でこれらが衰えると、締めがゆるくなり、ガスと一緒に少量が漏れやすくなります。
下痢・軟便で間に合わない
便がゆるいと、固形のときよりコントロールが難しく、急な便意に間に合わないことがあります。過敏性腸症候群(IBS)や、暴飲暴食・冷えによる下痢が背景にあることも少なくありません。
実際、便もれのある人では機能性下痢などお腹の不調を併せ持つ割合が高いことも報告されています(久木ら, 2024)。
痔や手術のあと
痔や肛門の手術のあと、一時的に締める力が落ちて漏れやすくなることもあります。この場合は、回復とともに改善していくことが多いとされています。
🛠️ 日常でできる対策
お腹の調子を整える
下痢や軟便が引き金になっている場合は、まず便の状態を整えることが対策になります。冷たい飲み物や脂っこい食事、アルコールを控えめにし、食物繊維や水分をバランスよくとることが基本です。
IBSが疑われる場合は、刺激になりやすい食品を見直す「低フォドマップ食」などの方法もあります。
肛門・骨盤底を鍛える
肛門を締める筋肉は、トレーニングで鍛えられます。肛門を数秒キュッと締めて力を抜く動きを繰り返す骨盤底筋トレーニングは、便もれ・尿もれの両方の備えになります。
「もしも」の備えで外出をあきらめない
急な軟便や少量の漏れが不安で外出をためらう——その状態こそ、生活の質を下げてしまいます。吸水・防臭に配慮した下着を備えておくことで、「もし漏れても大丈夫」という安心につながります。
🏥 受診を考える目安
こんなときは早めに相談を
便もれが続く、量が増えてきた、便に血が混じる、急に始まった、といった場合は、背景に治療が必要な病気が隠れていることがあります。恥ずかしがらずに、肛門科・消化器内科・泌尿器科などに相談してください。
便失禁は、専門的な検査や治療(薬・骨盤底のリハビリなど)で改善が期待できる症状です。「年のせい」「体質」とあきらめる前に、一度専門家に診てもらう価値があります。
ひとりで抱え込まないこと
便もれは言い出しにくい悩みですが、医療者にとってはよくある相談のひとつです。正しく伝えることで、原因に応じた対応が見えてきます。まずは相談してみることが、改善への近道です。
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お腹の調子を整えたり肛門・骨盤底を鍛えたりする対策と並行して、外出時の「もしも」に備えたい方へ。Sereniの吸水パンツをご紹介します。吸水パンツは医療機器ではなく、日常生活をサポートする日用品です。
軟便での少量の漏れに備えるなら、吸水量が大きく前開きで動作しやすいタイプが向いています。
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100ml前開きコットンタイプ
吸水パネルがお尻側まで広がる最大容量タイプです。急な軟便での少量の漏れに備えたい外出時の「お守り」に向いています。前開き設計でトイレ動作もスムーズです。
⚠️ 100mlタイプは大量の下痢や便をすべて吸収することはできません。トイレに間に合わなかった際に、液状の水分を吸収して衣類への染み出しを軽減する「お守り」としてご活用ください。より安心したい方は、市販の吸水パッドとの併用をSereniはおすすめしています。
100ml メッシュタイプ(前開き)
大容量帯で最も薄いメッシュタイプです。パッドの範囲は100mlコットンと同じで、蒸れにくく夏場や長時間の外出に向いています。より安心したい方は、市販の吸水パッドとの併用もおすすめします。
❓ よくあるご質問
Q. おならと一緒に少し漏れるのは病気ですか?
必ずしも病気とは限りませんが、肛門を締める筋肉の衰えや、下痢・軟便が背景にあることが多いです。日本人の約10人に1人が3か月以内に便もれを経験しているという調査もあり(久木ら, 2024)、珍しいことではありません。続く場合や量が増える場合は、肛門科・消化器内科への相談をおすすめします。
Q. 便もれは自分で改善できますか?
下痢・軟便が引き金なら、食事や飲み物を見直してお腹の調子を整えることが対策になります。あわせて肛門を締める骨盤底筋トレーニングを続けると、締める力の備えになります。ただし原因はさまざまなので、続く場合は専門家に相談し、原因に応じた対応を受けることが大切です。
Q. 外出が不安です。どう備えればいいですか?
急な軟便や少量の漏れが不安なときは、吸水量が大きく前開きで動作しやすいタイプの吸水パンツを備えておくと安心です。「もし漏れても大丈夫」という備えがあることで、外出をあきらめずにすみます。吸水パンツは症状を治すものではなく、あくまで日常の備えとしてお使いください。
まとめ
軽い便もれは、肛門を締める筋肉の衰えや下痢・軟便が主な原因で、日本人の約10人に1人が経験する珍しくない悩みです。お腹の調子を整えること、肛門・骨盤底を鍛えること、そして「もしも」の備えを用意することが、日常でできる対策になります。続く場合や血が混じる場合は、恥ずかしがらずに専門家へ相談してください。
ひとりで抱え込まず、仕組みを知って備えることから始めましょう。
外出をあきらめないための備えに
急な軟便や少量の漏れが不安な方へ。吸水量が大きく前開きで動作しやすいタイプが、外出時のお守りになります。
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完全ガイド
IBS完全ガイド(シーン別まとめ)
通勤・外食・旅行・食事管理・備え|97記事を1ページに整理
📚 参考文献
- 久木優季ほか. 日本人における便失禁の実態(約1万例のインターネット調査). Journal of Gastroenterology and Hepatology. 2024.(便もれの経験率・併存疾患の根拠)
- 日本大腸肛門病学会 編『便失禁診療ガイドライン2024年版』(便失禁の定義・原因・治療の一般的考え方)
- 厚生労働省 e-ヘルスネット「排便のメカニズム」(肛門括約筋・骨盤底の役割の一般情報)
- 日本消化器病学会「過敏性腸症候群(IBS)ガイド」(下痢・軟便と便もれの関連の一般的考え方)




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