お腹に優しい外食メニューの選び方|IBS(過敏性腸症候群)でも安心の食事術|Sereni
📚 この記事は IBS完全ガイド(シーン別まとめ) の一部です。通勤・外食・旅行など、他のシーンの対策もあわせてご覧ください。
【食事・外食編】
IBSでも楽しめる外食ガイド
安全なメニュー選びと店選びの完全ガイド
📢 この記事について
この記事は、過敏性腸症候群(IBS)の方が外食を楽しむための情報提供を目的としています。
IBSの症状には個人差があります。ここで紹介する「安全なメニュー」も、体質によっては合わない場合があります。ご自身の体調と相談しながら、慎重にお試しください。
「外食すると必ずお腹が痛くなる」
「友達との食事を断ってしまう」
「メニューを見ても何を選べばいいかわからない」

過敏性腸症候群(IBS)の方にとって、外食は大きなストレスです。しかし、適切な知識と準備があれば、外食を楽しむことは十分可能です。
このガイドでは、避けるべき食材・料理から、安全なメニューの選び方、店舗タイプ別の具体的な注文例まで、実践的にご紹介します。
⚠️ 避けるべき食材・料理
IBSの症状を悪化させる可能性のあるもの
以下の食材・料理は、IBSの症状を悪化させる可能性が高いため、外食時は特に注意が必要です。
1. 脂質の多い料理
- 揚げ物(唐揚げ、天ぷら、フライドポテト、カツ)
- 脂身の多い肉(カルビ、豚バラ、鶏皮)
- クリーム系のパスタ・ソース
- ラーメン(特に豚骨、こってり系)
2. 辛い料理
- カレー(特に辛口)
- 麻婆豆腐、担々麺
- キムチ、韓国料理全般
- タバスコ、唐辛子を使った料理
3. カフェイン・アルコール
- コーヒー、紅茶、緑茶(カフェイン入り)
- エナジードリンク
- ビール、ワイン、焼酎などアルコール全般
4. 乳製品(乳糖不耐症の場合)
- 牛乳、生クリーム
- チーズ、バター
- カフェラテ、ミルクティー
5. 炭酸飲料
- コーラ、サイダー
- 炭酸水(お腹が張りやすい人)
6. 高FODMAP食品
FODMAP(発酵性オリゴ糖・二糖類・単糖類・ポリオール)は、腸で発酵しやすく、IBSの症状を引き起こしやすい食品です:
- 玉ねぎ、にんにく、ネギ(大量)
- 豆類(大豆、レンズ豆)
- 小麦製品(パスタ、パン)※量に注意
- リンゴ、梨、スイカ
🍱 和食レストラン

和食はIBSに最適
和食は脂質が少なく、消化に優しいため、IBSの方に最もおすすめです。
おすすめメニュー
- 焼き魚定食:白身魚、サーモン(脂は少なめ)
- 煮魚定食:カレイ、タラの煮付け
- 蒸し鶏のサラダ
- だし巻き卵
- 豆腐料理:冷奴、湯豆腐
- 茶碗蒸し
- お刺身:白身魚、タコ(脂の少ないもの)
避けるべきメニュー
- 天ぷら、かき揚げ
- とんかつ、カツ丼
- うな重(脂質が多い)
- カレーライス
🍔 ファストフード

ファストフードは基本的に避けるべき
ファストフードは脂質が多く、IBSの症状を悪化させやすいです。しかし、どうしても利用する場合は、以下のメニューを選びましょう。
比較的安全なメニュー
- グリルドチキンサンド:揚げずに焼いたチキン
- サラダ(ドレッシング控えめ)
- おにぎり:コンビニ系ファストフード
- うどん:はなまるうどんなどのうどんチェーン
- 白米のお弁当:焼き鮭、鶏むね肉など
避けるべきメニュー
- ハンバーガー(特にチーズ、ベーコン入り)
- フライドポテト、チキンナゲット
- ピザ(チーズ、脂質が多い)
- コーラなど炭酸飲料
🍽️ ファミリーレストラン

選択肢が多く、安全なメニューも豊富
ファミレスはメニューが豊富なので、IBSでも食べられるものを見つけやすいです。
おすすめメニュー
- 焼き魚定食
- 鶏むね肉のグリル
- 和風ハンバーグ(大根おろし、ポン酢):脂少なめ
- うどん・そば
- 雑炊・おかゆ
- サラダ(ドレッシング別添え)
- 茶碗蒸し
避けるべきメニュー
- カレーライス
- オムライス(バター、ケチャップ)
- パスタ(クリーム系、オイル系)
- ステーキ(脂身の多いもの)
- フライドポテト、唐揚げ
🍻 居酒屋

居酒屋は注意が必要
アルコール、揚げ物、辛い料理が多いため、慎重にメニューを選びましょう。
比較的安全なメニュー
- 焼き鳥(塩):ささみ、むね肉、ねぎま
- 枝豆
- 冷奴
- 焼き魚:鮭、サバ(脂は少し多いが許容範囲)
- だし巻き卵
- 茶碗蒸し
- 刺身:白身魚、タコ
- おにぎり、お茶漬け
避けるべきメニュー
- 唐揚げ、フライドポテト
- キムチ、韓国料理
- 餃子(にんにくが多い)
- カレー、激辛料理
- ビール、酎ハイなどアルコール
アルコールの代わりに
- ウーロン茶
- ノンアルコールビール(炭酸が苦手なら避ける)
- 常温の水
🍝 イタリアン・洋食

洋食は脂質が多く要注意
イタリアン・洋食は、バター、オリーブオイル、チーズ、生クリームが多用されるため、IBSには不向きです。しかし、選び方次第では食べられるメニューもあります。
比較的安全なメニュー
- トマトソースのパスタ:シンプルなポモドーロ(にんにく抜きで依頼)
- 白身魚のムニエル:バター控えめで依頼
- チキンのグリル:シンプルな塩焼き
- リゾット:シンプルなもの
- ミネストローネ:野菜スープ
避けるべきメニュー
- カルボナーラ、クリームパスタ
- ペペロンチーノ(にんにく、唐辛子)
- ピザ(チーズ、脂質が多い)
- グラタン、ドリア
- フライドポテト、アヒージョ
🥟 中華料理

中華料理は油と辛さに注意
中華料理は油、にんにく、辛さが多く、IBSには不向きです。しかし、選べば食べられるメニューもあります。
比較的安全なメニュー
- 蒸し鶏
- 中華粥
- ワンタンスープ
- 蒸し餃子(にんにく少なめのもの)
- 野菜炒め(油控えめで依頼)
避けるべきメニュー
- 麻婆豆腐、担々麺(辛い)
- エビチリ、酢豚(油が多い)
- 炒飯、焼きそば(油が多い)
- 餃子(にんにくが多い)
- ラーメン(油が多い)
📝 外食前の準備
1. 事前にメニューをチェック
お店のウェブサイトやグルメサイトで、事前にメニューを確認しておきましょう。食べられるものがあるか事前に把握することで、当日の不安を大きく軽減できます。
2. トイレの場所を確認
お店に着いたら、まずトイレの場所を確認しましょう。席からトイレまでの距離、混雑状況も把握しておくと安心です。
3. 食事の時間帯を調整
IBSは午前中に症状が出やすい人が多いです。外食は午後や夕方など、体調が安定している時間帯を選びましょう。
4. 緊急キットを持参
- 替えの下着
- ウェットティッシュ
- 消臭スプレー
- 止瀉薬
- 吸水パンツ(お守りとして)
5. 食べる量を調整
無理して完食する必要はありません。腹八分目を心がけ、お腹に負担をかけないようにしましょう。
💬 店員への伝え方
アレンジを依頼する
多くの飲食店では、メニューのアレンジに対応してくれます。遠慮せず、以下のようにお願いしてみましょう:
- 「にんにくを抜いてください」
- 「油を少なめにしてください」
- 「辛さを控えめにしてください」
- 「バターを使わずに調理してください」
- 「ドレッシングは別添えでお願いします」
体調を伝える(任意)
必要に応じて、「体調の関係で脂っこいものが食べられません」と伝えることもできます。多くの店員は理解してくれます。
🛡️ 吸水パンツをお守りとして
外食時の予期不安を軽減するために、吸水パンツを「お守り」として活用する方が増えています。「もしもの時に備えがある」という安心感だけで、脳の警戒レベルが下がり腸の緊張がほぐれる効果があります。実際に使用しなくても、着用していること自体が対策になります。
IBSには:100ml前開きコットンタイプ
Sereni全7タイプの中で最大吸水量を持ち、前側だけでなくお尻まわりまで広くカバーする設計がIBSの下痢型に対応しています。外見は通常のボクサーパンツと変わらないため、外食の場でも気づかれる心配がありません。
⚠️ 100mlタイプは大量の下痢をすべて吸収することはできません。トイレに間に合わなかった際に、液状便の水分を吸収しズボンへの染み出しを軽減する「お守り」としてご活用ください。より安心したい方は、市販の吸水パッドとの併用をSereniはおすすめしています。
まとめ
IBSでも、適切な知識と準備があれば、外食を楽しむことは十分可能です。避けるべき食材・料理を把握し、安全なメニューを選び、事前に準備をすることで、外食の不安を大きく軽減できます。
和食は最も安全で、ファミレスも選択肢が多く便利です。ファストフード、居酒屋、イタリアン、中華料理は注意が必要ですが、選び方次第では食べられるメニューもあります。

緊急キットを持参し、トイレの場所を確認し、無理せず腹八分目を心がけましょう。友人や家族との食事を諦める必要はありません。
外食時の「もしも」に備えて
吸水パンツを「お守り」として検討されている方へ。Sereniでは、100mlタイプの吸水パンツをご用意しています。外食時の安心感を。
👉 商品を見る(公式Amazonストア)📖 あわせて読みたい関連記事
▶ IBS朝のルーティンガイド
外食前の食事管理・朝の腸活で症状を安定させる方法を紹介しています。
▶ IBSトイレ不安チェックリスト
外出前の準備を7項目で整理。外食だけでなくあらゆる外出シーンで使えるチェックリストです。
▶ ストレスでお腹が悪化する悪循環|IBSと上手に向き合う方法
外食時のストレスと脳腸相関の関係、ストレス管理の考え方を解説しています。
▶ IBS社会復帰ガイド
外食や会食を通じて社会的な繋がりを取り戻すためのヒントを紹介しています。
📚 参考文献
- 日本消化器病学会(2020)「過敏性腸症候群(IBS)診療ガイドライン2020」南江堂
- Gibson PR, Shepherd SJ.(2010)"Evidence-based dietary management of functional gastrointestinal symptoms: The FODMAP approach." J Gastroenterol Hepatol, 25(2): 252-258
- Halmos EP, et al.(2014)"A diet low in FODMAPs reduces symptoms of irritable bowel syndrome." Gastroenterology, 146(1): 67-75
- Lacy BE, et al.(2016)"Bowel Disorders (Rome IV Criteria)." Gastroenterology, 150(6): 1393-1407
- Staudacher HM, et al.(2011)"Comparison of symptom response following advice for a diet low in fermentable carbohydrates (FODMAPs) versus standard dietary advice in patients with IBS." J Hum Nutr Diet, 24(5): 487-495
- Monash University(2023)"The Low FODMAP Diet." Monash FODMAP Team (monashfodmap.com)


コメントを書く
このサイトはhCaptchaによって保護されており、hCaptchaプライバシーポリシーおよび利用規約が適用されます。