【パートナー・家族編】IBSをパートナーや家族にどう説明するか | 理解と協力を得るための伝え方
📚 この記事は IBS完全ガイド(シーン別まとめ) の一部です。通勤・外食・旅行など、他のシーンの対策もあわせてご覧ください。
【パートナー・家族編】
IBSをパートナーや家族にどう説明するか
理解と協力を得るための伝え方
📢 この記事について
この記事は、過敏性腸症候群(IBS)の方が、パートナーや家族に病気を説明するための情報提供を目的としています。
IBSは「見えない病気」であり、理解を得ることが難しい場合があります。しかし、適切な伝え方をすることで、周囲の理解と協力を得ることは十分可能です。
「お腹が痛いって言っても、本当の辛さをわかってもらえない」
「パートナーに『また?』って言われるのが怖い」
「家族に『気のせいじゃない?』と言われて傷ついた」
過敏性腸症候群(IBS)は、「見えない病気」です。外見からは健康に見えるため、周囲に理解してもらうことが非常に難しいのが現実です。
しかし、適切な言葉で、適切なタイミングで伝えることで、パートナーや家族の理解と協力を得ることはできます。このガイドでは、IBSを大切な人にどう説明するか、具体的にご紹介します。
❓ なぜIBSは理解されにくいのか
1. 「見えない病気」だから
IBSは、外見からは健康に見えます。血液検査や内視鏡検査でも異常が見つからないため、「気のせい」「ストレスのせい」と誤解されやすいのです。
2. 症状が変動するから
「昨日は大丈夫だったのに、今日はダメ」という日々の変動が、周囲を混乱させます。「本当に病気なの?」と疑われる原因になります。
3. 「お腹が痛い」では伝わらない
誰でも経験する「お腹が痛い」という言葉では、IBSの激しい痛み、突然の便意、コントロールできない不安は伝わりません。
4. トイレの話題はタブー視されやすい
下痢、便秘、トイレの頻度など、IBSの中心的な症状は、社会的にタブー視されやすく、話しにくいテーマです。
🤔 パートナーや家族に伝えるべきか
結論:伝えることをおすすめします
IBSは長期的に付き合う病気です。隠し続けることは、あなた自身にとっても、パートナーや家族にとっても負担になります。
伝えるメリット
- 心理的負担が軽くなる:隠す必要がなくなり、ストレスが減る
- 理解と協力が得られる:デートやイベントでの配慮
- 誤解が減る:「冷たい」「やる気がない」と誤解されなくなる
- 関係が深まる:弱さを見せることで、信頼関係が深まる
伝えないリスク
- 誤解される:「ドタキャンが多い」「やる気がない」と思われる
- ストレスが増す:隠し続けることで症状が悪化
- 関係が悪化:信頼を失う可能性
⏰ 伝えるタイミング
パートナー(恋人)の場合
おすすめのタイミング:
- 交際が真剣になってきたとき:お互いに信頼関係が築けてから
- 症状が影響を与えるとき:デートをキャンセルせざるを得なくなったとき
- 落ち着いた場所で:カフェや自宅など、静かな場所
- 時間に余裕があるとき:急いでいないとき
家族の場合
おすすめのタイミング:
- 診断を受けたとき:医師からの診断を受けたら、すぐに伝える
- 症状が日常生活に影響するとき:家族の予定に影響が出る前に
- 家族全員が揃っているとき:全員に一度に伝える方が良い場合も
避けるべきタイミング
- ケンカの最中
- 相手が忙しいとき
- 公共の場所(レストラン、パーティー)
- 症状が出ているとき(冷静に話せない)
💬 IBSの説明の仕方
基本的な説明のテンプレート
「実は、過敏性腸症候群(IBS)という病気を持っています。これは、腸が敏感になって、ストレスや食事で突然お腹が痛くなったり、下痢や便秘になったりする病気です。血液検査では異常が出ないので、見た目ではわかりませんが、症状は本当に辛いです。」
伝えるべきポイント
- 病名:「過敏性腸症候群(IBS)」という正式な病名
- 症状:腹痛、下痢、便秘、突然の便意
- 原因:ストレス、食事、自律神経の乱れ
- 診断:医師から診断を受けている
- 治療:現在治療中であること
- 影響:日常生活にどう影響するか
具体的な例を使う
抽象的な説明よりも、具体例を使うと理解されやすくなります:
- 「電車に乗ると、突然お腹が痛くなって、次の駅で降りなきゃいけなくなることがある」
- 「朝、出かける前に何度もトイレに行かないと不安になる」
- 「食事の後、急にお腹が痛くなって、トイレから出られなくなることがある」
資料を活用する
医師からもらったパンフレット、信頼できるウェブサイトの記事を見せることで、より正確に理解してもらえます。「自分の言葉だけじゃない」という安心感も与えられます。
💕 パートナーに知ってほしいIBSの現実
1. 症状はコントロールできない
「気合いで治る」「気にしなければ大丈夫」ではありません。突然の症状は、自分の意志ではコントロールできないことを理解してほしいです。
2. 「お腹が痛い」は激痛を意味する
IBSの腹痛は、普通の腹痛とは違います。激しい痛み、冷や汗、動けなくなるほどの症状があることを知ってほしいです。
3. トイレの不安は常にある
外出時、「トイレがあるか」「すぐに行けるか」という不安が常にあります。この不安がストレスとなり、症状を悪化させる悪循環があることを理解してほしいです。
4. デートやイベントは特に緊張する
楽しみにしているデートやイベントでも、「症状が出たらどうしよう」という不安があります。楽しみたい気持ちと不安が同居していることを知ってほしいです。
5. あなたと一緒にいたい気持ちは本物
ドタキャンや途中退席は、決してあなたを避けているわけではありません。一緒にいたい気持ちは本物で、症状のせいで叶わないことが一番辛いのです。
👨👩👧👦 家族の協力を得る伝え方
1. 具体的な協力をお願いする
「理解してほしい」だけでなく、具体的に何をしてほしいかを伝えましょう:
- 「朝、トイレに時間がかかっても急かさないでほしい」
- 「外食の店選びを一緒に考えてほしい」
- 「体調が悪い日は、家事を手伝ってほしい」
- 「通院に付き添ってほしい」
2. 家族旅行や外出の計画に配慮を求める
- 「トイレのある場所を事前にチェックしてほしい」
- 「スケジュールに余裕を持たせてほしい」
- 「食事の店は、和食やシンプルなメニューのある場所にしてほしい」
3. 「気のせい」「甘え」と言わないでほしいと伝える
家族からの「気のせいじゃない?」という言葉は、とても傷つきます。「医師からも診断を受けている病気です」とはっきり伝えましょう。
💪 「甘えじゃない」を理解してもらう
「甘え」と誤解される理由
IBSは「見えない病気」であり、検査で異常が出ないため、「気の持ちよう」「甘え」と誤解されやすいのです。
伝えるべきポイント
- 医学的に認められた病気:WHO(世界保健機関)も認める病気
- 治療を受けている:医師の指導の下、薬を飲んでいる
- 努力している:食事、運動、ストレス管理で改善を試みている
- 症状は本物:痛み、不安、恐怖は実際に存在する
具体的な伝え方
「これは気のせいでも、甘えでもありません。医師からも診断を受けている病気で、治療もしています。でも、検査では異常が出ないので、周りに理解してもらえないことが一番辛いです。あなたには理解してもらいたいと思っています。」
🎉 デートやイベントでの配慮
パートナーにお願いしたい配慮
- 店選び:和食、ファミレスなど、安全なメニューがある店
- トイレの確認:事前にトイレの場所をチェック
- 時間に余裕を持つ:急がない、詰め込まない
- 途中退席を理解:トイレに行くことを気にしない
- ドタキャンを責めない:症状が出たら仕方ない
- 「大丈夫?」と声をかけてくれる:気遣いが嬉しい
デートプランの例
- 映画館:トイレが近く、途中退席しやすい通路側の席
- カフェ:個室やトイレが近い席
- 公園散歩:トイレのある公園、急がないペース
- 自宅デート:トイレの心配がない
避けてほしいデートプラン
- 長時間のドライブ(トイレが少ない)
- 遊園地(トイレが遠い、並ぶ時間が長い)
- 激辛料理、焼肉、居酒屋
- タイトなスケジュール
✨ 理解してくれるパートナーのサイン
こんな言動があれば、理解してくれています
- 「トイレのある店にしようか」と提案してくれる
- 「無理しなくていいよ」と声をかけてくれる
- ドタキャンしても責めない
- 「大丈夫?」と気遣ってくれる
- IBSについて調べてくれる
- 通院に付き添ってくれる
- あなたの辛さを他人に説明してくれる
まとめ
IBSは「見えない病気」であり、周囲に理解してもらうことは簡単ではありません。しかし、適切な言葉で、適切なタイミングで伝えることで、パートナーや家族の理解と協力を得ることは十分可能です。
大切なのは、「甘えじゃない」「本当に辛い」という現実を、具体的に伝えることです。そして、「理解してほしい」だけでなく、「こうしてほしい」という具体的な協力をお願いすることです。
あなたの辛さを理解してくれるパートナーや家族は、必ずいます。勇気を出して、伝えてみてください。
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