【親の介護】IBSを抱えての親の介護 | 自分も辛いのに介護する現実
📚 この記事は IBS完全ガイド(シーン別まとめ) の一部です。通勤・外食・旅行など、他のシーンの対策もあわせてご覧ください。
【親の介護】
IBSを抱えての親の介護
自分も辛いのに介護する現実
📢 この記事について
この記事は、IBSを抱えて親の介護をする方向けの情報提供を目的としています。
症状が深刻な場合や、介護に支障がある場合は、必ず医師に相談してください。また、親の介護に関する相談は、地域包括支援センターや介護支援専門員(ケアマネジャー)にご相談ください。
「親の介護でストレスが増え、お腹の調子が悪化した」
「親をデイサービスに送迎中、急にお腹が痛くなった」
「兄弟姉妹に『IBSで辛い』と言っても、理解してもらえない」
過敏性腸症候群(IBS)を抱えての親の介護は、大きな困難を伴います。親の介護という責任と、自分の症状。両方と向き合わなければなりません。「親も大変なのに、自分の症状で弱音を吐けない」「兄弟姉妹に頼れない」。すべてがストレスです。
このガイドでは、親の介護ストレスでIBS悪化、介護中に自分が症状が出た時の対処、デイサービス送迎中のトイレ問題、兄弟姉妹に理解してもらえない、介護と自分の症状の両立まで、介護する側のIBSに特化して実践的にガイドします。
👴 親の介護ストレスでIBS悪化
介護はIBSを悪化させる最大のストレス
親の介護は、肉体的・精神的に大きな負担です。「親の世話をしなければ」というプレッシャー、睡眠不足、生活リズムの乱れ。すべてがIBSを悪化させます。
介護ストレスがIBSを悪化させる理由
- 精神的ストレス:「親の世話をしなければ」というプレッシャー
- 肉体的疲労:入浴介助、排泄介助、夜間の対応
- 睡眠不足:夜間の排泄介助、徘徊対応
- 生活リズムの乱れ:親の生活リズムに合わせる
- 社会的孤立:介護で外出できない、友人と会えない
- 経済的不安:介護費用、仕事との両立
- 罪悪感:「もっと優しくできないか」「イライラしてしまう」
- 自分の症状を言えない:「親も大変なのに、自分の症状で弱音を吐けない」
介護開始後のIBS症状の変化
- 介護開始直後:「どうすればいいか」という不安で症状悪化
- 介護初期(1〜3ヶ月):生活リズムの変化で症状が不安定
- 介護中期(3〜12ヶ月):慢性的なストレスで症状が悪化
- 介護後期(1年以上):疲労蓄積で症状が深刻化
対処法
- 介護サービスを利用:デイサービス、ショートステイ、訪問介護
- 兄弟姉妹と分担:「自分だけ」で抱え込まない
- 自分の時間を確保:週1回、数時間は自分の時間を
- 医師に相談:介護ストレスでIBSが悪化していることを相談
- 介護者の会に参加:同じ悩みを持つ人と話す
- 完璧を求めない:「できる範囲でやる」と割り切る
🚨 介護中に自分が症状が出た時の対処
「親を放っておけない。でも、トイレに行きたい」
介護中に自分が症状が出た時、「親を放っておけない」というジレンマがあります。しかし、自分の体調も大切です。無理をすると、介護を続けられなくなります。
よくある状況
- 入浴介助中:「親の入浴介助中、お腹が痛くなった」
- 排泄介助中:「親のトイレ介助中、自分もトイレに行きたい」
- 食事介助中:「親の食事介助中、症状が出た」
- 夜間の対応中:「夜中に親が起きて、自分も症状が出た」
- 外出中:「親と外出中、急にお腹が痛くなった」
対処法
親が1人でも安全な場合
- 親に伝える:「ちょっとトイレに行ってくる。すぐ戻るから待っててね」
- 安全確保:親を安全な場所(ベッド、椅子)に座らせる
- すぐトイレへ:我慢せず、すぐにトイレに行く
- 戻ったら謝罪:「待たせてごめんね」と伝える
親が1人では危険な場合
- 家族に代わってもらう:配偶者、子供に「ちょっと代わって」
- 緊急通報システム:見守りサービス、緊急通報ボタンを活用
- 訪問介護を呼ぶ:症状がひどい場合、訪問介護を依頼
- 救急車を呼ぶ:親の状態が急変した場合、救急車を
親への説明
親に簡潔に説明することが大切です。親は、あなたの体調を心配します。
- 良い例:「ちょっとお腹が痛いから、トイレに行ってくるね。すぐ戻るから」
- 悪い例:「お腹が痛くて我慢できない!」(親を不安にさせる)
🚗 デイサービス送迎中のトイレ問題
送迎中、トイレに行けない恐怖
親をデイサービスに送迎する時、車内でトイレに行けないという恐怖があります。「親を車に乗せているのに、トイレに行けない」「親が不安がる」。すべてがストレスです。
事前の対策
- 送迎前にトイレ:出発前、必ずトイレを済ませる
- 薬を飲む:送迎前に止瀉薬を服用
- ルートを把握:トイレが多いルートを選ぶ
- 時間に余裕を:早めに出発し、途中でトイレに寄れる時間を確保
- 携帯トイレを車に:緊急時用に携帯トイレを車内に常備
- 吸水性下着:「もしも」の時のお守り
症状が出た時の対処
- 親に伝える:「ちょっとお腹が痛いから、コンビニに寄るね」
- コンビニ・ガソリンスタンドに寄る:トイレがある場所に停車
- 親を車内で待たせる:エンジンをかけたまま(冷暖房)、すぐ戻る
- デイサービスに連絡:「遅れる」と連絡
- 症状がひどい場合:デイサービスの送迎サービスを利用
送迎サービスの活用
デイサービスの送迎サービスを利用すれば、自分で送迎する必要がありません。ケアマネジャーに相談しましょう。
- デイサービスの送迎:ほとんどのデイサービスで送迎サービスあり
- 費用:介護保険で送迎費用も含まれることが多い
- メリット:自分で送迎しなくていい、自分の時間が増える
👨👩👧👦 兄弟姉妹に理解してもらえない
「自分ばかり介護している」という不満
介護は、兄弟姉妹で分担すべきです。しかし、現実には1人に負担が集中することが多いです。「IBSで辛い」と言っても、理解してもらえないことがあります。
理解してもらえない理由
- IBSを知らない:「お腹が弱いだけでしょ」と思っている
- 目に見えない:外見では症状がわからない
- 「甘え」と思われる:「気の持ちよう」「ストレスに弱い」
- 介護の大変さを知らない:遠方に住んでいる、介護に関わっていない
- 「長男・長女だから」という考え:「長男・長女が介護すべき」
理解してもらう方法
良い例
「実は、過敏性腸症候群(IBS)という病気を抱えていて、ストレスがかかると腹痛や下痢が起きます。病院で治療中ですが、介護のストレスで症状が悪化しています。医師からも『ストレスを減らすように』と言われています。介護を分担してもらえないでしょうか。具体的には、週1回、○曜日に親の様子を見に来てほしい、月1回、デイサービスの送迎を代わってほしい、などです」
悪い例
「お腹が弱くて辛いから、もっと手伝って」(具体性がなく、深刻さが伝わらない)
それでも理解してもらえない場合
- ケアマネジャーに相談:介護負担を減らす方法を相談
- 介護サービスを増やす:デイサービス回数増、ショートステイ利用
- 地域包括支援センターに相談:介護者の負担軽減を相談
- 介護者の会に参加:同じ悩みを持つ人と話す
- 距離を置く:無理に理解を求めず、自分の健康を優先
⚖️ 介護と自分の症状の両立
1. 介護サービスを最大限活用
- デイサービス:週3〜5回利用、日中の介護負担を軽減
- ショートステイ:月1〜2回利用、まとまった休息を確保
- 訪問介護:週2〜3回、入浴介助、排泄介助を依頼
- 訪問看護:健康管理、服薬管理を依頼
- 配食サービス:親の食事を宅配、調理の負担を軽減
2. 自分の時間を確保
- デイサービス中:親がデイサービスに行っている間、自分の時間に
- ショートステイ中:親がショートステイに行っている間、旅行、趣味
- 訪問介護中:訪問介護が来ている間、外出、リラックス
- 週1回、数時間:最低でも週1回、数時間は自分だけの時間を
3. 生活リズムを整える
- 規則正しい睡眠:毎日同じ時間に寝る、起きる
- 食事の時間を固定:朝食、昼食、夕食の時間を同じに
- トイレの時間を確保:朝、ゆっくりトイレに行く時間を
- 軽い運動:散歩、ストレッチで体を動かす
4. 医師の定期受診
- 消化器内科:月1回、IBS症状について相談
- 心療内科:介護ストレスがひどい場合、心療内科を受診
- 薬の調整:症状に合わせて薬を調整してもらう
- カウンセリング:オンラインカウンセリングで相談
🤝 介護者のためのサポート
1. 地域包括支援センター
地域包括支援センターは、介護に関する総合相談窓口です。介護負担の軽減、介護サービスの紹介、介護者の健康相談など、幅広く対応してくれます。
- 場所:各市区町村に設置されている
- 費用:無料
- 相談内容:介護サービス、介護者の健康、兄弟姉妹との調整など
2. 介護者の会
介護者の会は、同じ悩みを持つ介護者が集まり、話をする場です。「自分だけじゃない」と思えることで、気持ちが楽になります。
- 場所:地域包括支援センター、社会福祉協議会で開催
- 費用:無料〜数百円
- 内容:介護の悩み、工夫、情報交換
3. レスパイトケア
レスパイトケアは、介護者の休息を目的としたサービスです。ショートステイ、デイサービス、訪問介護などを利用し、介護者が休む時間を確保します。
- ショートステイ:親を施設に数日〜数週間預ける
- デイサービス:親を日中預ける
- 訪問介護:自宅に来てもらい、介護を依頼
4. 介護離職を避ける
介護のために仕事を辞める(介護離職)のは、できるだけ避けましょう。介護サービスを活用し、仕事と介護を両立することが大切です。
- 介護休業制度:最長93日の介護休業を取得できる
- 介護休暇:年5日(対象家族が2人以上なら10日)
- 時短勤務:介護のための時短勤務制度
- 上司に相談:介護と仕事の両立を相談
まとめ
親の介護とIBS。両方と向き合うのは、非常に困難です。介護ストレスでIBSが悪化し、症状がひどくなると介護を続けられなくなる。悪循環です。しかし、適切な対策をすれば、介護と自分の症状を両立することは可能です。
介護サービスを最大限活用し、自分の時間を確保します。介護中に症状が出たら、親を安全な場所に座らせ、すぐにトイレに行きます。デイサービス送迎は、送迎サービスを利用するか、薬を飲んで対策します。兄弟姉妹には、IBSの深刻さを伝え、介護を分担してもらいます。
介護は、1人で抱え込まないでください。地域包括支援センター、介護者の会、ケアマネジャーに相談しましょう。あなたは1人ではありません。介護と自分の症状、両方を大切にしてください。
介護中の「もしも」に備えて
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介護中の不安を軽減し、自信を持って親に向き合うために。


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